
相続した実家を売却したいと思っても、家の中に家具や家電、衣類、食器、思い出の品などが大量に残っていると、
「全部片付けないと売れないのでは?」
「処分費用がかなりかかりそう」
「遠方なので何度も片付けに行けない」
と悩んでしまう方は少なくありません。
結論からいうと、相続した家に荷物や残置物が残っていても、まず不動産会社へ相談することはできます。
売却方法によっては、すべての荷物を自分で処分してからでなくても進められる場合があります。
大切なのは、最初から片付けを始めることではなく、物件の状態と売却方法を確認してから、どこまで片付ける必要があるのか判断することです。
この記事では、宇都宮市で相続した実家に家財や荷物が残っている場合の売却方法や、片付け前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
荷物が残ったままでも、まず査定・相談できます

相続した家の中に荷物が残っているからといって、不動産会社へ相談できないわけではありません。
家具、家電、衣類、食器、本、布団、日用品などがそのまま残っている状態でも、まず物件の査定や現地確認を行うことはできます。
むしろ、
「全部捨ててから相談しよう」
と先に片付けを始めると、必要以上に費用や時間がかかってしまう場合があります。
売却方法によっては、残置物がある状態を前提として進められるケースもあります。
そのため、まずは現在の状態を見てもらうことをおすすめします。
相続した実家に荷物が多く残るのは珍しくありません

親御さんが長年暮らしていた家を相続した場合、家の中には長い年月で増えた物がたくさん残っていることがあります。
特に、
- 大型家具
- 冷蔵庫や洗濯機などの家電
- 衣類や布団
- 食器
- 本やアルバム
- 趣味の道具
- 倉庫や物置の荷物
- 庭の道具
などは、処分するだけでもかなりの作業になります。
相続人が遠方に住んでいる場合や、仕事をしている場合には、週末ごとに片付けへ通うことも大きな負担です。
だからこそ、「自分たちだけで全部片付けること」を前提にしないことが大切です。
売却方法によって、必要な片付けの程度は変わります

相続不動産の売却には、大きく分けて一般の買主を探す方法と、不動産会社や買取業者に買い取ってもらう方法があります。
一般の買主へ売却する場合は、内覧時の印象も重要になるため、ある程度家の中を整理したほうが売りやすいことがあります。
一方、買取の場合は、物件の状態によっては家財や残置物がある状態でも相談できることがあります。
つまり、
「売却するなら必ず空っぽにしなければならない」
とは限りません。
先に売り方を決め、その方法に合わせて必要な片付けを行うほうが効率的です。
片付けを始める前に、残しておくべき物を確認しましょう

相続した家の片付けで注意したいのが、重要な書類や貴重品まで処分してしまうことです。
不動産の売却や相続手続きに関係する書類が、家具や引き出しの中に残っていることがあります。
たとえば、権利証や登記識別情報、固定資産税の書類、測量図、建築関係の書類、賃貸借契約書、通帳や保険関係の書類などです。
また、相続人同士で確認すべき貴重品や思い出の品が残っていることもあります。
そのため、処分業者へ依頼する前に、重要書類や貴重品が残っていないか一度確認することをおすすめします。
片付け費用は、家の広さや荷物の量によって大きく変わります

残置物の処分費用は、
家の広さ。
荷物の量。
大型家具や家電の数。
物置や倉庫の有無。
搬出のしやすさ。
などによって変わります。
そのため、
「相続した家だからこれくらい」
と一律に決められるものではありません。
特に長年住んでいた戸建住宅の場合は、想像以上に荷物が多いケースもあります。
不動産を売ったあとにどれくらい手元に残るのか考えるためにも、売却価格だけでなく、片付けにかかる費用も含めて検討することが大切です。
自分で片付けるか、業者へ依頼するか

荷物が少ない場合は、相続人自身で少しずつ整理する方法もあります。
一方、荷物が多い場合や遠方に住んでいる場合は、専門業者へ依頼したほうが負担を減らせることもあります。
ただし、片付け業者を先に決める必要はありません。
物件によっては、売却先や買取業者との条件次第で、残置物を含めた形で整理できる場合もあります。
そのため、
不動産会社へ相談 → 売却方法を検討 → 必要なら片付け
という順番のほうが無駄が少なくなります。
ITエステートでは、残置物が多い相続物件の売却事例があります

ITエステートでは、相続した家の中に多くの家財や荷物が残っている物件についてご相談いただいた事例があります。
その物件では、相続人の方がすべての荷物を自分で処分するのは負担が大きい状態でした。
そこで、連携している専門の買取業者へ相談し、残置物がある状態も含めて売却方法を検討。
結果として、長期間の売却活動を行わず、物件を早期に整理することができました。
もちろん、すべての物件で同じ方法が使えるわけではありません。
ただ、
「荷物が多いから売れない」
と決めつける必要はありません。
物件の状態によって、さまざまな方法を検討できます。
古い家や傷んだ家でも、片付け前に相談を

相続した実家が古い場合、
「家も古いし、荷物も多い。まず全部片付けて解体しないといけないのでは」
と思う方もいます。
しかし、古家付き土地として売却できるケースや、建物をそのまま買い取る業者もあります。
先に片付けや解体をしてしまうと、その費用を相続人が負担することになります。
そのため、
片付け・解体・売却を別々に考えるのではなく、物件全体を見て判断する
ことが重要です。
遠方に住んでいる場合も相談できます

相続した実家は宇都宮市にあるけれど、自分は東京や埼玉など県外に住んでいる。
このようなケースでは、片付けのためだけに何度も現地へ来るのは大きな負担です。
最初に物件の状態を確認し、
「何を残す必要があるのか」
「どこまで片付ける必要があるのか」
「残置物がある状態で売れるのか」
を整理しておけば、不要な往復を減らせる可能性があります。
ITエステートでは、県外にお住まいの方からの相続不動産のご相談にも対応しています。
兄弟で相続した場合は、処分前に確認を

兄弟など複数人で実家を相続している場合は、家の中の物を勝手に処分しないほうがよい場合があります。
自分には不要に見える物でも、ほかの相続人にとっては大切な思い出の品や価値のある物かもしれません。
後から、
「なぜ捨てたのか」
というトラブルになることも考えられます。
そのため、片付けを始める前に、相続人同士で残す物や処分する物について確認しておくと安心です。
相続した家の売却は、こんな順番がおすすめです
相続した実家に荷物が多く残っている場合は、次の順番で進めると整理しやすくなります。
- 相続人・名義の状況を確認する
- 不動産会社へ現在の状態で相談する
- 物件を査定する
- 一般売却・買取など売却方法を比較する
- 必要な片付け範囲を決める
- 必要に応じて片付け業者などへ依頼する
- 売却・契約・引渡しへ進む
ポイントは、
片付けを一番最初にしないこと。
先に物件の価値と売却方法を知ってから動くことで、余計な費用や作業を減らせる可能性があります。
「この状態で相談していいのかな?」という段階で大丈夫です
相続した家の中に荷物が残っていると、
「人に見せられる状態ではない」
「片付けてからでないと不動産会社に悪い」
と思う方もいます。
ですが、不動産会社にとって、家財や残置物が残っている相続物件は珍しいものではありません。
きれいにしてから相談する必要はありません。
今の状態のまま、まず相談してください。
宇都宮市で相続した家の荷物・残置物でお困りの方へ

ITエステートでは、宇都宮市を中心に、相続した家・空き家・古家・土地・アパートなどの売却相談に対応しています。
家財が残っている。
片付けができていない。
古い家である。
遠方に住んでいる。
相続登記がまだ終わっていない。
そのような状態でも、まずはご相談いただけます。
不動産業界歴36年の宅地建物取引士が専任で担当し、必要に応じて司法書士・弁護士・専門業者などと連携しながら進めます。
売るかどうかから、一緒に考えます。
