宇都宮市で相続した実家の権利証が見つからない|売却できる?必要な確認と進め方

相続した実家を売ろうと思ったものの、

「親が保管していた権利証が見つからない」
「片付けのときに捨ててしまったかもしれない」
「これでは名義変更も売却もできないのでは?」

と心配になることがあります。

結論からいうと、権利証が見つからないからといって、不動産を売却できなくなるわけではありません。政府広報オンライン

ただし、亡くなった親御様の権利証がないのか、相続登記後のご自身の書類がないのかによって、確認する内容が変わります。

今回は、宇都宮市で相続した実家の権利証が見つからない場合に、まず何を確認すればよいかを解説します。

権利証をなくしても所有権がなくなるわけではありません

権利証は、登記手続きで本人からの申請であることを確認するために使われる重要な書類です。

昔の書類では「登記済証」、現在の制度では「登記識別情報」が使われています。

登記識別情報は、12桁の英数字の符号で、通知書などに記載されています。

書類をなくしただけで、登記記録上の所有者が変わったり、所有権が消えたりするわけではありません。政府広報オンライン

まずは、書類が見つからないことと、不動産の権利そのものを分けて考えましょう。

親の権利証がなくても相続登記は原則として進められます

実家がまだ亡くなった親御様の名義で、これから相続登記をする場合、親御様の権利証は原則として提出不要です。

相続登記では、戸籍などにより相続関係を証明し、遺言書や遺産分割協議書など、相続の内容に応じた資料を整えます。

ただし、ほかの必要書類が取得できない場合など、個別の事情によって権利証が確認資料になることもあります。shiho-shoshi.or.jp

そのため、

「親の権利証が見つかるまで、何もできない」

と思って手続きを止める必要はありません。

どのような書類が残っているかを整理し、司法書士や法務局へ必要な対応を確認しましょう。

関連記事:相続登記が終わっていない家は売却できる?

相続登記後の書類をなくした場合は、売却時の本人確認を検討します

すでに相続登記を済ませて、ご自身の名義になっている場合は、登記完了時に受け取った書類を確認します。

売却時に必要となるご自身の登記識別情報などをなくした場合でも、別の方法で本人確認を行い、登記手続きを進める制度があります。

代表的な方法の一つが、登記申請を依頼する司法書士などの資格者代理人による「本人確認情報」の提供です。ほかに、法務局からの事前通知などの制度もあります。houmukyoku.moj.go.jp

ただし、どの方法を使うかは、売買の進め方や本人確認の状況などに応じて検討する必要があります。

現在の状況まず確認したいこと
実家がまだ親の名義相続登記に必要な資料がそろうか。親の権利証は原則として提出不要
相続登記が終わり、自分の名義登記完了時に受け取った登記識別情報などが残っているか
自分の登記識別情報なども見つからない売却時に利用できる本人確認方法と、必要な費用・準備期間

「誰の名義で、どの段階の書類がないのか」を伝えると、相談が進めやすくなります。

権利証や登記識別情報は紛失しても再発行できません

「法務局で、もう一度同じものを出してもらえばよいのでは?」

と思う方もいらっしゃいます。

しかし、紛失した権利証や登記識別情報は、再発行・再通知を受けることができません。shiho-shoshi.or.jp

法務局で取得できる登記事項証明書も、権利証の再発行とは異なります。

登記事項証明書は、登記された所有者や抵当権などを確認する資料です。その書類を取得すれば、そのまま権利証の代わりになるわけではありません。

再発行先を探し続けるより、現在の登記と必要な手続きを確認することが大切です。

実家で探したい書類と、見分けるポイント

実家やご自身の保管場所に、次のような書類がないか確認してみましょう。

書類の名称確認できること・役割
登記済証・権利証売却などの登記申請で使う本人確認資料
登記識別情報通知書登記手続きに使う12桁の符号が通知された書類
登記事項証明書・登記簿謄本取得時点の名義や権利関係を確認する資料
売買契約書購入当時の価格や契約条件がわかる資料
固定資産税の納税通知書・課税明細書土地・建物を特定する手がかりになる資料

特に、司法書士から受け取った「登記関係書類」の封筒や、購入・相続の手続き時のファイルを確認してみましょう。

土地と建物で書類が分かれていたり、取得した時期ごとに別の書類になっていたりする場合もあります。

「不動産の書類が一枚見つかったから、全部そろっている」とは限りません。

判断できない書類は処分せず、そのまま相談時に見てもらうと安心です。

買主が決まる前に書類がないことを伝えておきましょう

ご自身の権利証や登記識別情報がない場合、本人確認情報の作成などに追加の費用がかかる場合があります。houmukyoku.moj.go.jp

必要な面談や資料の準備などもあるため、引渡し直前に初めて伝えると、日程の調整が必要になることがあります。

売却相談の段階で、

「親の権利証が見つかりません」
「相続登記は終わっていますが、自分の登記識別情報がありません」

と伝えておきましょう。

必要な対応と費用を司法書士に確認し、売却の日程とあわせて準備できます。

見つからないことを早めに共有するほうが、必要な手続きを落ち着いて進められます。

書類が全部そろっていなくても査定や相談はできます

権利証が見つからないと、

「書類を全部そろえてから、不動産会社へ行こう」

と考えがちです。

しかし、売却方法の相談や価格の目安を確認するために、最初からすべての書類をそろえる必要はありません。

実家の所在地や、手元にある固定資産税の通知書などをもとに、物件や登記の状況を確認していくことができます。

売却を完了するまでには必要な手続きを整えますが、相談の段階でわからないことが残っていても大丈夫です。

まずは、

  1. 実家が現在、誰の名義になっているか
  2. 相続登記を済ませているか
  3. どの書類が見つからないか
  4. 売却を希望する時期があるか

を、わかる範囲で伝えましょう。

宇都宮市で相続した実家の売却ならITエステートへ

ITエステート株式会社では、宇都宮市を中心に、相続した実家・空き家・土地などの売却相談を承っています。

「親の権利証が見つからない」
「登記の書類がどれなのかわからない」
「相続登記から売却まで、何から始めればよいか知りたい」

という段階からご相談いただけます。

不動産業界歴36年の宅地建物取引士が専任で対応し、必要に応じて司法書士などの専門家と連携しながら、売却までに必要な対応を整理します。

書類が見つからないからと、相談を先延ばしにする必要はありません。今わかっていることから、一緒に整理していきます。

ITエステート宇都宮相続不動産売却

※必要な書類や本人確認方法は、登記の内容や個別の事情によって異なります。具体的な登記手続きは、司法書士や法務局へご確認ください。

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